MacBook Air 2018はApple最後のノートブックPCなのか?
去年のクリスマスに自分へのプレゼントとしてMacBook Air 2018を購入した。
スペックは:
- 1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
- Retinaディスプレイ
- 16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
- 512GB SSDストレージ
- Intel UHD Graphics 617
- Touch ID
- 感圧タッチトラックパッド
- Thunderbolt 3ポート x 2
- バックライトキーボード - 日本語(JIS)
このスペックで価格は200,800円(税別)。アップルストアで購入。
以前は2年前に購入したMacBook Pro 2015(16GB Memory, 512GB SSD)を使っていたが、ワイヤレスキーボードとトラックパッドがBluetoothで接続できなくなり、USBで接続して使用するしかなく使い勝手が悪いので買い換えることにした。
そこで、今回購入対象の4モデルを比較してみた。
私がMacBook Air 2018を選んだ理由は:
1)16GBまでメモリを増設できるようになったこと
(仮装ソフトでWindows10を動かすので必須)
2)悪評高かったバタフライキーボードが第3世代になって使えるレベルになったこと
3)消費電力が7Wに抑えられているので、1日であれば電源アダプターを持ち運ばな
くてもよくなったこと(所持品重量を減らせる)
4)USB-Cになり専用電源アダプターを持ち運ばなくてよくなったこと
ただし、価格が上がり、私に必須の16GB memory, 512GB SSDでは20万円を超えてきて、MacBook Pro 2017と比較しても価格差は僅差になってきたので、MacBook Proを選択することも考えたが、自分の使い方を考えると7Wの消費電力で動くRetinaディスプレイ付きのノートブックPCはこれが最後だろうと思い、MacBook Air 2018を購入した。
7Wの消費電力で動くMacBook Air 2018だと、このような組み合わせでも充電できる。
使っているのは、スマホ充電に使うアダプターと巻取り式のUSBコード。
これでもちゃんと充電できている。
これがMacBook Pro 2017だと消費電力が16Wになるので、ちゃんとした電源アダプターを使わないと充電できなくなる。そのアダプターは大きく重い。
私が想定している使い方は、電源が十分に取れないアウトドアなので、消費電力にはシビアになる。
さて、何故MacBook Air 2018がApple最後のノートブックPCになると思ったのか?
まず”最後”という意味は大幅なアップグレードは今後ないという意味だ。
CPUの高速化は7W消費電力の範囲でアップグレードされるし、メモリーも32GBまで
アップグレード可能になるかもしれない。SSDは現行でも1.5TBまでアップグレード可能なので変更はないだろう。USB-Cは今後長く標準になるだろうからポートの変更もない。
つまり、MacBook Air 2018はノートブックPCの完成形なのだ。
実は、これはいいことで金型の減価償却が終われば価格が下がっていく可能性もある。あとはApple次第だが価格は下げないだろう。何故ならAppleはノートブックPCをiPadで置き換えたいから。
上の比較表を見てもらえばわかる通り、性能では既にiPadはMacBookを上回っている。価格も安いし、USB-Cを採用して接続性もMacBookと同じになった。
Appleは高性能のMacBook Proをプログラム開発用として販売して、”普通使い”のコンピューターユーザはiPadを使うようにしたいのだ。
では、Appleの思惑通りに行くのか?私は難しいと思う。
iPadでもMicrosoft Office (Word, Excel, PowerPoint)が使えるが、やはりノートブックPCの方が使いやすい。iPad Proはクリエーターのツールとしては最適なマシンだが、キーボードを使う作業には向かない。
よって、MacBook Air を買い続けるユーザは居なくならないが、Appleがこれ以上MacBook Airのアップグレードは行わないだろう。したがって、このMackBook AirがApple最後のノートブックPCになると思うのだ。
単なる予想なので、外れたスミマセン。
では、では。