macOS High SIerraへAPFSフォーマット変換しないでアップグレードした
実は明日macOS Mojave (ver. 10.14) がリリースされるのだが、その1日前にmacOS High Sierra (ver. 10.13.6) にアップグレードした。
なぜ、こんなギリギリまでアップグレードを待ったかと言うと、High Sierraにそのままアップグレードすると、ファイルフォーマットが自動的にAPFS (Apple File System)でディスクをフォーマットされてしまうからだ。
もちろん、APFSへ変更すればSSD (ソリッドステートドライブ)で保存しているデータは高速でコピペができるようになるメリットがあるが、如何せん新しいフォーマットにはトラブルが付き物で、High Sierraがアップデートされる度に評判を確認したが、最後の10.13.6が出ても評判がよくなかった。
一番の問題は、APFSはHigh Sierraからしかサポートされないので、過去のmacOSは認識できずAPFSフォーマットのディスクが読めない。
すると、あるブログにAPFSに変換せずにHFS+ (Mac OS拡張フォーマット)のままアップグレードする方法が書いてあったので、その方法でHigh Sierraにアップグレードした。
上記ブログにも書いてあるが、High Sierraのインストーラーをダウンロードした後、
ターミナルで下記のコマンドを入力して実行する。
/Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/startosinstall --converttoapfs NO
これでHFS+フォーマットのままmacOS High SIerraをインストールすることができた。
毎回macOSのアップグレードは慎重に行なっているが、今回は本当にギリギリになってしまった。
明日、最新のmacOS Mojaveがリリースされるが、目玉のダークモードはまだ他社アプリがサポートしていないので、すぐに手を出す必要はない。ただし、アップグレードをサボって2つバージョンを空けてしまうと変更についていけなくなるので、最低一つ前のバージョンまでアップグレードしておいた方がいい。
いい例がWindowsで、Windows 10にアップグレードし損なうと、Windows 7のサポートを打ち切られる状況になった。
まあ、こんな面倒な事を続けているとPCはもうすぐ使われなくなると思うが。
では、では。