DJI Mavic Air で撮影した360度球面写真をOculus Goで観る

DJI Mavic Airは最新の折りたたみ式のドローンだ。

今、このドローンで空撮を楽しんでいる。

このMavic Airには360度球面写真を撮影するカメラモードがある。

 今回、このドローンで撮影した球面写真をoculus Go VRゴーグルで観る手順を

説明する。

 

まずMavic Airを球面モードに設定する方法は: 

(1) ドローンを離陸できる状態で、メイン画面上の赤丸のアイコンをタップして撮影

 モードを静止画に切り替える。

(2) カメラアイコンをタップして、"カメラモード"をタップする。

(3) パノラマを選ぶと、その下に"球面","180","垂直”,"水平"が出てくるので、"球面”を

 選ぶ。

(4) 静止画ボタンに"球面”が表示されていればOK。

 

このモードでドローンを上空に上げて上のボタンをタップすると、ドローンが自動で

25枚の写真を撮影してそれをつなぎ合わせて球面写真を作成する。

実はこのつなぎ合わせの作業はドローンの中で行われる。

 

次にドローンのSDカードに保存されている球面写真をiPhoneにダウンロードする。

 (1) 右下の赤丸の中のアイコンをタップすると、SDカードに保存された写真・動画の

 一覧が表示される。

(2) 左下に球面マークが付いた写真が球面写真で、これを選んでiPhoneにダウンロード

 する。

 

ダウンロードされた写真は:

(1) DJI GO4アプリのスタート画面下段にある赤丸の編集ボタンをタップして、

 

(2) 左下に”球面"マークが付いた写真が球面写真を選ぶと、

(3) 球面写真が表示される。

 DJI GO4アプリの中では、この球面写真を指でなぞってグリグリ動かすことも可能。

 

問題は、この写真(フォマットはjpeg)をそのままFacebookに投稿してもフラットな

写真としか投稿されない。ここでもう一手間が必要になる。

 

(1) まずiPhoneSafariを立ち上げて"360facebook.com"を検索すると、一番上段に

 "NadirPatch.com"が出てくるので、これをクリックして立ち上げる。

 

(2) NadirPatch.comを立ち上げて、真ん中の枠をクリックする。

 

(3) ポップアップメニューの”フォトライブラリ"を選ぶ。

 

(4) カメラロールを選んで、

(5) カメラロールの中から球面写真を選んでクリックする。

 

(6) これでFacebookで球面表示されるフォーマットに変換されたので、下段の保存

 アイコンをクリックして、

 

(7) "画像を保存"をクリックする。ここで直接Facebookにも投稿できるが、その手順

 だと球面表示にならないので注意。

 

(8) 次にiPhoneFacebookアプリを立ち上げて、"写真”をクリック。

 

(9) カメラロールに球面写真マークが入った写真があるので、それを選ぶ。

 

(10) 説明を追加して”シェア”をクリック。

 

(11) これでFacebookに球面写真が投稿された。

 

これでスマホでもパソコンでもFacebookを立ち上げて球面写真をグリグリ動かして

観ることができる。でもこれだけでは面白くないので、oculus Go VRゴーグル

360度見渡せるようにしたい。

 

これからはoculus Goのセットアップは完了しているとして話を進める。

知っている方も多いと思うが、oculusはFacebookに買収されてFacebookの子会社で

ある。よって、oculus Goをセットアップする時Facebookアカウントを登録する。

すると、oculus Goの中にある"Facebook360"というアプリに自分のアカウントが

リンクされてFacebookに投稿した自分の動画と静止画が自動的に観れるようになって

いる。

 

(1) 一番左にある"facebook 360"アプリをクリック。

 

(2) 左のメニューの一番下に"My Photos"をクリックすると、先ほど投稿した360度

 球面写真が掲載されているので、それを選んでクリック。

 

(3) 桃畑の上空で撮影した360度球面写真を空中に浮いたように観ることができる。

 

かなり手数がかかるが、無料のアプリでドローンでインプットした360度球面写真を

VRゴーグルでアウトプットすることができた。

今までVRゴーグルキラーアプリが無いと思っていたが、自分が撮影した動画と写真を

360度で観ることができれば、VRゴーグルは買ってもいいガジェットだと思った。

まだまだハードルは高いがチャレンジしてほしい。

 

では、では。