台北旅行で使えるTips集
4/8-4/12の日程で初めて台北に観光旅行してきた。
<総統府:2019/4/10>
初めての台北旅行で、いくつか試した事で使えるTips集をまとめてみた。
1)現金はATMで卸す!
今回は台北松山空港に到着した。国際線到着出口から出たら、すぐ左にATMコーナーがある。お勧めはクレジットカードでのキャッシング。VISA,Master,JCBカードであればキャッシングで現金が卸せる。
ATMで現金を卸す時、例えば1,000元(約3,600円)を100元x10枚で卸すことができる。台北の物価は日本の7割ぐらいなので100元札が一番使いやすい。逆に高額紙幣(1000元、5000元札)は偽札チェックがあるので敬遠される。台北で有名な夜市では現金しか使えないので100元札で支払えば問題が少ない。夜市で売っている商品を高額紙幣で支払うとお釣りを誤魔化される可能性がある。海外旅行あるあるとして、「低額紙幣で支払う」は覚えておいて損はない。
両替店で円を台湾元をすると高額紙幣とコインも混ざるので面倒くさい。
2)悠遊カード(ヨーヨーカー)が超便利!
悠遊カードは中国語で「悠遊卡」と書き、「ヨーヨーカー/yōu yóu kǎ」と発音する。英語名は「Easy Card」。
台北では、このヨーヨーカーを使えば、MRT(地下鉄)、バスなどの交通機関、コンビニでの支払いができる。
◯ヨーヨーカーの買い方
ヨーヨーカーは、MRTの改札窓口やコンビニで購入できる。自分はMRT松山機場駅の改札窓口で購入。窓口で「ヨーヨーカー」と言ったら通じた。ヨーヨーカーは1枚100元。購入したカードにはチャージが必要で、窓口で「Charge?」というカードを見せられたので200元を渡してチャージしてもらった。MRTの一回の運賃がヨーヨーカーだと16元なので最初は200元チャージしておけばOK。チャージは後でMRT改札の券売機で簡単にできるので問題なし。
上の写真はMRTで購入できる標準デザインのヨーヨーカー。日本のSuicaカードと同じ。ただし、日本のSuicaは高速通信対応なので、改札で止まらずに「ピッ」と通過できるが、ヨーヨーカーは改札で立ち止まってタッチ。改札ドアが開いてから通過する。日本と比べると、これでは改札に人が溜まってしまうと思われるが、台北のMRTは意外と空いている。私が通勤ラッシュ時間帯に移動していないだけかもしれないが、日本の地下鉄みたいにぎゅうぎゅう詰めは経験しなかった。であれば、この速さでも問題はなさそう。
◯ヨーヨーカーの使える場所
(1)交通機関
台北市内のMRTや桃園空港線、高雄のMRT、路線バス、高速バス、台湾鉄道、台湾高速鉄道(台湾新幹線)、一部のタクシーなどで利用できる。私はMRTと路線バスで利用した。
MRT(地下鉄)は日本と同様に乗る時と降りる時に改札でタッチする。
路線バスは先払いと後払いがある。バスのドアの正面に下記のような表示がある
バスの出入り口は前方と後方2箇所あり、ヨーヨーカーをタッチする機械があるので、それに先払いの時は乗車時、後払いの時は降車時にタッチする。
(2)コンビニやスーパー
セブンイレブン、ファミリーマート、OKマート、Hi-Lifeなどのコンビニや、お土産を購入するのにも便利な全聯(Pxmart)、頂好(Welcome)、Jasons、カルフールなどのスーパーでの買い物で使える。
コンビニで便利なのは、ヨーヨーカーで支払うと、釣銭を受け取らなくても良いことだ。台湾のコインは1,5,10,50元があるが日本のコインより大きくて重い。お札で払うと釣銭コインが増えて困る。ヨーヨーカーで支払えば釣銭の心配がなくなる。
一つ注意することがある。ヨーヨーカーで支払おうとすると何か中国語で聞かれた。わからないでいると「No paper, OK?」と聞かれた。どうやらレシートが出ないけどいい?と聞かれたようなので、No paper, OK!と答えたら支払い処理してくれた。その後、何か数字を言っているがわからなかったら、英語で「One, one,five inside」と言ってくれた。どうやら残高を教えてくれたようだ。「Ok. Thank you!」で無事終了。
コンビニはレシートを出してくれる店と出さない店があるようなので、レシート出ない時も慌てないように。
◯ヨーヨーカーのチャージ方法
ヨーヨーカーはコンビニでもチャージできるが、一番簡単なのはMRTの駅の券売機でチャージする方法だ。
上の写真の「加値」と書かれている券売機でチャージできる。
カードをこの台に表を上にして載せて、後は現金を入れるとチャージされる。これが便利なのは、コインもチャージできること。溜まった重いコインを全部チャージすればスッキリ軽くなる。
ヨーヨーカーは帰国時に払い戻しもできるが、一度払い戻しをすると、そのカードは使えなくなるので、また台湾に来ることを夢見て持って帰ろう。
3)路線バスはGoogle Mapを駆使して乗りこなそう!
路線バスはMRT(地下鉄)と比べて乗りこなすハードルが高い。でもスマホでGoogle Mapを使えば、問題なく乗りこなせる。
料金は上記のようにヨーヨーカーを使えば支払いを気にする必要はない。1回15元で乗れる。
次に行き先をGoogle Mapで検索する。
これは「東門駅」から「淡水フィッシャーマンズワーフ」までの検索結果。まずMRTのレッドラインで「東門」から「淡水」まで移動して、そこから路線バス「R26」(バスでの表記は:紅26」)で「淡水フィッシャーマンズワーフ」まで行く。所要時間は1時間56分。
MRT区間は21駅を通過、路線バス区間は16停車場を通過して到着する。
路線バスの停車場も拡大すると全て表示されるので、バスが今、どこを走っているかがわかる。次に停車する停車場が電光掲示板で表示されるバスもあるので、漢字で表示されるが大体わかるので自分が乗ったバスが間違っていないかわかる。
後、Google Mapにはリアルタイムでバスの位置がピンで表示されるので、上の地図で目的地に向かっていれば問題なく到着できる。
実は、一回間違ったバスに乗ってしまったが、Google Mapを見ていて予定の路線から外れたので、すぐに降りることができた。
Google Mapでどのバスに乗ればいいのかが検索でき、料金はヨーヨーカーで支払えれるので、路線バスもうまく使えば色々な場所に行ける。
4)総統府は平日に予約なしで見学できる!
地球の歩き方を読むと総統府の平日見学は予約が必要と書かれているが、ネットで調べると現在は予約なしで見学できると書いてあるので、トライしてみた。
9:00から見学開始なので、自分は8:30から列に並んだ。並ぶ場所は総統府の正門側ではなく、裏側の北である。一番近い駅は「西門駅」。
見学にはパスポートが必要。料金は無料。入館前には荷物チェックがある。
総統府は現役で使われているので、見学用のコースのみ見学可能。写真撮影はOK。中庭が綺麗だった。
現在予約なしで見学できるのは、見学者がそれほど多くないから。以前、国民党が政権を取っていた時代は中国本土からの旅行客が殺到し、予約で制限する必要があったが、今は民進党政権なので見学希望者が少ないので予約なしで見学できる。台湾は来年総統選挙があり、もし国民党が政権を奪還するとまた中国本土から旅行客が増えて予約が復活するかもしれない。観に行きたい人はお早めに。
以上が台北旅行で試したことで使える情報をTips集としてまとめてみた。
よかったらご参考に。
では、では。