ワイヤレス・イヤフォンEARIN M-2を比較して見た
本当は白のEARIN M-2を注文していたが、ずっと発売延期で待ちきれず、やっと発売された黒のEARIN M-2を買ってしまった。
同梱物は、充電器の中に入ったM-2、充電ケーブル(M-2側はマイクロUSB)、予備のイヤーピースだ。このコルクケースには磁石が入っていて、ぴったり閉まる。
充電ケースを引っ張るとM-2が2個収納されている。左右の区別はなく、耳に入れたら自動的に左右の耳を判別してくれる。平の丸い面をタップして動作指示を出す。1タップで音楽の再生、停止ができる。
M-2からはハンズフリー通話をサポートしているので、スマホに電話がかかってくるとM-2を付けたまま通話ができる。
このEARIN M-2と前機種のEARIN M-1, SONY WF1000Xと比較してみた。
1 EARIN M-2とWF1000Xの比較
(左がSONY WF1000X、右がEARIN M-2)
ー充電ケースはWF1000Xの方が大きいが、横に置けば安定している。M-2のケースは
円筒でテーブルに置くと転がって不安定。
ー10ヶ月ほどWF1000Xを使ってきたが、気になったのは”大きさ”。
WF1000Xは、かなり耳から出っ張り目立つ。その点、M-2はイヤフォン自体が小さ
く、耳に押し込むと耳栓のようにほとんど目立たない。
ー WF1000Xは音飛びがかなり頻繁に起きる。左のイヤフォンから右のイヤフォンに
送信しているようで、右側の音飛びがひどい。
M-2は、補聴器の通信方式を採用して音飛びを極力少なくした。
ーWF1000Xは再生時間が実質2時間しかない。(カタログでは最大3時間)10ヶ月
使ってきたが、自分はカフェで2時間以上読書するので、これには困った。一度
ソニーショップで交換可能か聞いたが無理と言われたので、そのまま使っていた。
M-2は3時間持つので問題ない。M-2の方が小さいのに再生時間が長いのは省電力が
できている証拠だ。ソニーも頑張らないと勝てないぞ。
2 EARIN M-1とM-2の比較
(左がM-1(既に販売終了)、右がM-2)
ーM-1からM-2への改善点は:
1)新通信方式の採用で音飛びがほぼ無くなった。
2)外部の音を拾うマイクを備えていて、音楽を流していない時はイヤーピースを付
けたまま、外部音が聞こえる。
3)ハンズフルリー通話がサポートされたので、スマホにかかってきた電話が取れ
る。
ー唯一の改善点は円筒形の充電ケースはテーブルの上で転がるので、ストッパーを付け
て欲しかった。
10ヶ月使ったSONY WF1000Xに不満が出てきていたので、M-2はすこぶる快適である。オススメする。
では、では。